菊池雄星2試合連続1失点もツキなし、遠い移籍初勝利
2025年4月21日(月)6時49分 スポーツ報知
◆米大リーグ エンゼルス—ジャイアンツ(20日、米カリフォルニア州アナハイム=エンゼルスタジアム)
エンゼルスの菊池雄星投手が20日(日本時間21日)、本拠のジャイアンツ戦に今季5度目の登板。相手投手は現役最多の262勝をマークしている右腕バーランダーと投手戦を繰り広げ、5回1/3を5安打1失点(自責点0)。102球を投げ6三振、3四球で降板した。防御率は3・38。
1回先頭のラモスにいきなり中前安打を許したが、2〜4番打者を空振り三振、中飛、右飛に仕留め無難な立ち上がり。3回1死一、二塁で3、4番を迎えたが左飛、一ゴロ。4回2死一、三塁でも8番打者のピッチャーライナーを後ろ向きのバックハンドでつかむファインプレーも見せた。
しかし、5回1アウトから1番のラモスに中越二塁打を浴び、中堅アデルの悪送球もあって1死三塁。ここでアダメズに94・7マイル(約152キロ)の直球を左前に運ばれ先制点を献上。5回に復帰直後のネトが同点アーチを放ったが6回1死一塁でマウンドを降りた。
エンゼルスと3600万ドル(約53億円)の3年契約を結んだ菊池は初の開幕投手にもなったが、過去4試合はすべて6回を投げきるも打線の援護に恵まれずに0勝3敗となっているが、この日も白星に結びつかず移籍初勝利は遠い。