石川祐希は途中出場で存在感も…ペルージャ、決勝進出王手から痛恨2連敗…イタリア1部

2025年4月21日(月)0時31分 スポーツ報知

ペルージャの石川祐希

◆バレーボール ▼イタリア1部リーグ(セリエA)プレーオフ準決勝第4戦 ルーベ・チビタノーバ 3—0(25—23、25—20、25—21) ペルージャ

 【20日、イタリア・チビタノーバ=倉石千種】パリ五輪男子日本代表の石川祐希が所属するレギュラーシーズン2位のペルージャが同3位のルーベに0—3のストレートで敗れた。決勝進出に王手をかけた第3戦から痛恨の2連敗。通算2勝2敗となり、勝負のゆくえは最終戦までもつれることになった。石川は第1セット(S)と第2S途中、第3Sは先発し、ハイセットからのスパイクなどで貢献したが、チームは勝利に届かなかった。

 プレーオフ準決勝で出番が少なかった石川だが、気迫あふれるプレーで引っ張った。第2S途中にプロトニツキに代わって出場。5—6でレフトからスパイクを決めると、7—8では二段トスから3枚ついたブロックを抜いて得点。13—16でも二段トスの難しい状況から長いスパイクで決め、大きな声で絶叫した。

 0—2の第3Sは頭から出場し、レフトからのスパイク、サーブレシーブで存在感を示した。19—18の場面でレフトから意表をついたロールショットで決めたが、ペルージャがそこから連続失点。20—20の場面で石川のスパイクでブロックタッチを取れず、相手の得点に。終盤の競り合いで決めきれず、石川はプロトニツキと代わり、ベンチに下がった。試合もペルージャが敵地でストレート負け。決勝進出王手をかけた第3戦から2連敗となり、厳しい戦況となった。

 決勝進出をかけた運命の第5戦は、24日(日本時間25日未明)にペルージャのホームで行われる。

スポーツ報知

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