「ヒーローになる必要はない」劇的サヨナラ打のエ軍アデル トラウトからかけられた一言に「泣ける」

2025年4月21日(月)10時3分 スポーツニッポン

 ◇インターリーグ エンゼルス5×—4ジャイアンツ(2025年4月20日 アナハイム)

 エンゼルスは20日(日本時間21日)、本拠でのジャイアンツ戦でジョー・アデル外野手(26)がサヨナラ打を放ち、劇的勝利を飾った。試合後、アデルがマイク・トラウト外野手(33)とのやり取りをメディアに明かした。

 1—4で迎えた9回、先頭・トラウトが四球で出塁するとソレア、オハピーが安打でつなぎ1死満塁の好機をつくった。ネトが押し出し死球を受け、2—4としなおも1死満塁からアデルが左翼線へ鋭い打球を放ち、三塁走者、二塁走者に続き、一塁走者・ネトも激走し最後はヘッドスライディングで生還。走者一掃のサヨナラ打となり、3点差をはねのけ、劇的な幕切れを迎えた。

 一打でヒーローに輝いたアデルはウォーターシャワーなど手荒い祝福を受けて満面の笑み。試合後、米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のエンゼルス担当、サム・ブラム記者が自身のX(旧ツイッター)でアデルの試合後のコメントを紹介した。

 9回、ネトの押し出し死球により、三塁走者から生還したトラウトがネクストバッターズサークルにいたアデルに近寄り「ヒーローになる必要はない。気楽にやればいい」と声をかけてくれたという。アデルはこの一言に本当に救われたといい、おかげでヒーローに輝いた。

 2人のやり取りをブラム記者が投稿すると、フォロワーらからは「マイクトラウトは神様です」「こういう一言がチーム力を上げてくれる。やっぱトラウトは最高」「泣ける」などと反響が寄せられた。

 エンゼルスは劇的勝利で11勝10敗とし、貯金生活に復帰。先発した菊池雄星は5回1/3を1失点と好投も移籍後初白星は逃したが、登板5試合目で初めてチームが勝利した。

スポーツニッポン

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