日本ハム・金村VSオリックス・宮城 沖縄出身対決で「キジムナー」がほほ笑んだのは...

2025年4月21日(月)5時26分 スポーツニッポン

 ◇パ・リーグ 日本ハム2—0オリックス(2025年4月20日 京セラD)

 【記者フリートーク】グラブの隙間から“何か”がのぞいていた。日本ハム・金村の黒いグラブ。左手人さし指を出す穴からは、赤髪で腕を組む謎のキャラクターが描かれていた。

「キジムナーです。沖縄では有名ですよ」

 そう金村が教えてくれた「キジムナー」とは、沖縄諸島で伝承されてきた樹木の精霊。かつては災いをもたらす悪魔とされてきたが、現在は「いたずら好きで優しい精霊」と沖縄県民に愛されているという。提供するミズノ社の担当者も沖縄出身という縁もあり、沖縄らしいデザインを考案。当初はシーズン後半から使用予定だったが、金村が気に入って開幕からはめている。

 同じ沖縄県出身で1学年下のオリックス・宮城との投げ合い。「沖縄のファンは楽しみにしていたと思う」と振り返ったが、キジムナーが味方してくれたのかもしれない。(日本ハム担当・清藤 駿太)

スポーツニッポン

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