阪神・伊原 登板前は“ビビり”でもマウンドでは冷静な理由

2025年4月21日(月)7時5分 スポーツニッポン

 ◇セ・リーグ 阪神8-1広島(2025年4月20日 甲子園)

 【記者フリートーク】伊原はルーキーとは思えないほど、マウンドで落ち着いている。ピンチを迎えても表情が変わることは、ほとんどない。その立ち居振る舞いに、「緊張しないのか?」と聞いたことがある。

 左腕からの答えは意外だった。「登板直前はめちゃくちゃしますよ。“うわー、どうしよう”みたいな。中継ぎの時は毎日ビビっていました」。入団時には試合後の楽しみと話していたディズニー映画鑑賞も「最近は全然…」と苦笑い。「家に帰ったらちょっとスマホを見て、すぐ寝ていますね」と、トップレベルで野球をする重圧を実感していた。

 それでも、“ビビり”なのはマウンドに上がる前まで。「投手が投げてプレーが始まる。その選手が不安そうだったら野手にも伝わるので」。2度のピンチを落ち着いてしのいだからこそ、野手が大量援護で応えてくれた。(松本 航亮)

スポーツニッポン

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