高校野球・明石商プロ注目左腕 石原がNPB8球団スカウトの前で4回零封で猛アピール

2025年4月21日(月)6時0分 スポーツニッポン

 ◇高校野球春季兵庫県大会2回戦 明石商1-0神港学園(2025年4月20日 明石トーカロ)

 明石商の背番号10で最速141キロ左腕の石原大暉(3年)が、NPB8球団のスカウトの前で4回無失点の力投を演じた。

 4安打を許すなど毎回走者を背負いながら、シンカー気味に落ちるフォークを駆使して計3奪三振。今春公式戦初登板初先発で零封勝利に貢献し、「内容は全然ダメだったけど、ピンチをゼロで抑えられることが強み。まずまずの結果です」と安どした。

 昨夏は背番号18で兵庫大会準優勝に貢献。しかし昨秋に左肘を痛め、投球再開は年明けとリハビリ期間が長引いた。それでも神港学園の右腕・岩崎皓斗(3年)との投げ合いを目当てにスカウトが集結。山崎伊織(現巨人)、中森俊介(現ロッテ)らを育てた狭間善徳監督は「元々の能力が高い。夏までに成長すれば面白い」と期待した。 (河合 洋介)

◇石原 大暉(いしはら・だいき)2007年(平19)12月30日生まれ、兵庫県加古川市出身の17歳。小3から加古川ドリームハーツで野球を始めて投手。志方中では軟式野球部に所属。明石商では1年秋に背番号19でベンチ入りし、今春は背番号10。1メートル73、75キロ。左投げ左打ち。

スポーツニッポン

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