NPBセカンドキャリア調査 「引退後の生活に不安」は34・2% 2年連続トップは「会社経営者」
2025年4月21日(月)13時41分 スポーツニッポン
日本野球機構(NPB)は21日、プロ野球12球団の選手に対して実施した引退後のセカンドキャリアに関するアンケート結果を発表した。
同アンケートは昨秋の「フェニックス・リーグ」に参加していた選手のみが対象で292人。回答者の平均の年齢は22・9歳、在籍年数は3・3年、年俸は1010万円。
引退後の生活に不安を感じている選手は34・2%の100人で、不安の要素は「収入面」が78人(78・0%)、「進路」が71人(71・0%)、野球を離れることによる「やりがい」喪失が23人(23・0%)、世間体(親戚や友人などの反応)が3人(3・0%)だった。
「どのような職業がやってみたいか」の質問には「やってみたい」が最も多かったのが、昨年から2年連続で会社経営者(独立・起業)で18・8%、2番目が高校野球の指導者で18・2%だった。