ディエゴ・オリベイラ氏「必要であれば戻ってくるかも(笑い)」…昨季引退のJ通算91得点、FC東京を訪問
2025年4月24日(木)13時13分 スポーツ報知
MF東慶悟と記念撮影する元FC東京FWのディエゴ・オリベイラ氏(カメラ・岩原 正幸)
FC東京は24日、ホームのG大阪戦(25日・国立)に向けて小平グラウンドで調整した。昨季までFC東京で7年間プレーし、J1リーグ通算9年間で280試合91得点を誇り、昨季限りで現役を引退したブラジル人FWディエゴ・オリベイラ氏(34)が練習場を訪れ、リーグ8戦勝ちなしのチームを激励した。
オリベイラ氏は「今の順位(18位)はふさわしいところではない。サッカーでは苦しいこともあるが、結果が出れば私たち(FC東京)はまた殻を破って良い成績が出ると思う。明日の試合(G大阪戦)、この先も勝って、また上に行けると思っている」と期待した。
「私が現役時代も、良い時も悪い時もあった。もうやるしかない、というところ。練習しているが、足りないならもっとやる。結果が出れば、また良い流れになる」と努力の重要性を語った。
昨シーズンで電撃引退を発表した元助っ人は、引退して約4か月。故郷ブラジルでバーベキュー、筋トレ、子どもの学校の送迎など、ゆっくり過ごしていると明かした。「必要であれば戻ってくるかもしれない。もちろんFC東京限定で」と冗談を飛ばすなど上機嫌に話した。
「自分の家に戻ってきた感じ。明日、国立でたくさんのサポーターのみんなと会えるのはうれしい。サポーターの力は、選手にとって非常に大切なもの。力を合わせて、この厳しい状況を一緒に乗り越えてほしい。明日から、また違う(勝つ)チームになれますから」とうなずいた。