阪神・前川 今季初の猛打賞「2本で止まらず3本目が出て良かった」 9戦連続安打で自己最長を更新
2025年4月21日(月)5時15分 スポーツニッポン
◇セ・リーグ 阪神8-1広島(2025年4月20日 甲子園)
今季初の猛打賞で、好機を演出し続けた。阪神・前川は連続試合安打を9とし、自己最長を更新。プロ初先発だった智弁学園の先輩・伊原を援護しようと、快音を連発した。
「結果的に3本出て良かったなと思います。(安打が)2本と3本では違いますし、2本で止まらず3本目が出て良かった」
2回先頭で右前打を放つと、勢いは止まらない。4回には甘く入った直球をはじき返して右前打。8回には2ストライクと追い込まれながらも、7球目のツーシームを捉えて中前打とした。得点にこそつながらなかったが存在感を発揮。「1打席目のバットの出し方と最後のヒットが良かった」とうなずいた。
試合後、取材直前に通りかかった藤川監督からは「いっぱいしゃべれよ」と声をかけられる一幕も。次戦に向け、21歳は「ホッとせずに集中力を切らさないように心がけているので、これからもしっかり打ちたい」と力強かった。