【ラグビー】サクラセブンズ、世界最高シリーズのグランドファイナルでメダル獲得へ「プライドを持って戦う」

2025年4月22日(火)16時59分 スポーツ報知

グビー7人制女子の「HSBC SVNS 2025 シンガポール大会」で日本代表主将を務めた永田花菜(中央)(カメラ・大谷翔太)

 ラグビー7人制女子日本代表が22日、埼玉・熊谷市内で合宿を公開した。世界最高峰のシリーズ「HSBC SVNS 2025」シンガポール大会で5位となり、シリーズの総合で過去最高となる5位だったサクラセブンズ。同大会で主将を務めた永田花菜(ナナイロプリズム福岡)は「シリーズを通してベスト8を目標にしていた。最後に5位で終われて、グランドファイナルに出場できてとてもうれしい」と語った。

 「HSBC SVNS2025」の第4戦、バンクーバー大会では史上初めて4強入りした日本。安定した強さを見せ、年間王者を決めるチャンピオンシップ(5月3〜4日、米ロサンゼルス)に進出した。ロスに向けたチームテーマは「プライド」。永田は「今、20人で合宿をやっていて、その1/20、それぞれがやるべき役割を持って、プライドを持って戦う」と説明。初めてサクラセブンズ入りした松田向日葵(追手門学院大学女子ラグビー部)は「最初は緊張とかもあったけど、スタッフもチームメートも優しくて、尊敬できる。自分もサクラセブンズの一員として、チームにいい影響を与えられる選手になれたら」と、ワンチームでの戦いを見据えた。

 メダル獲得に挑むワールドチャンピオンシップ。松田は「もし(大会に)行けたら、その1/13としてチームに影響を与えられるように。応援している人が、応援していてよかった、と思えるような選手として頑張りたい」と決意。24年パリ五輪は過去最高の9位と成績を残したが、28年ロス五輪ではさらなる飛躍が期待される。永田は「(兼松)由香さん(ヘッドコーチ)は、ロスで金メダルを取るということを言っていくことによって、近くなると。今のワールドシリーズを回っていても、メダルは今まで以上に近いものになってきていると思う。1つ1つの大会がロスにつながっていると思うので、大切にやっていきたい」と、活躍を誓った。

スポーツ報知

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