U22J選抜・羽田監督、若手育成&強化の場増加の必要性訴え「今後もこういう機会をもっと」
2025年4月22日(火)22時57分 スポーツニッポン
◇サッカー・JFA/Jリーグポストユースマッチ JリーグU—22選抜—関東大学選抜(2025年4月22日 千葉・第一カッターフィールド)
若手の育成と強化を目的にスタートした「JFA/Jリーグポストユースマッチ」が22日、千葉市内で行われた。所属クラブで出場機会の少ない10代の選手で構成されたU—22Jリーグ選抜は、関東大学選抜にPK戦の末に敗戦。監督として指揮したU—20、U—23日本代表コーチの羽田憲司氏(43)が試合後の取材で総括し、育成や強化の場をより増やす必要性を訴えた。
「選手を見たいポジションで見ることができたのはポジティブだったと思うが、大学生とそれぞれのチームで置かれている状況の差があった。今後もこういう機会をもっとやった方がいいと思った」
所属クラブで出場機会が少ない10代選手にとっては貴重な経験となった。羽田氏は「ここに来るまで、90分出場したのは1カ月以上前という選手も多かった」と所属先での限られた機会を指摘。MF望月耕平(18=横浜M)は「今季初めて45分以上で出た。高校生ぶりの45分以上だったので、いい経験ができた」と感謝した。
今秋のU—20W杯、28年ロサンゼルス五輪を見据える世代。羽田氏は「今日で彼らが何を気づいたか。それを日常で変えていくしかない。自分に矢印を向けてトレーニングしていくしかない」とさらなる成長を期待した。