ミキハウス・井上大輔 不動の正捕手が4安打と大暴れ 7回コールド勝ちで予選リーグ快勝発進

2025年4月22日(火)16時14分 スポーツニッポン

 ◇JABA京都大会 ミキハウス12—2アスミビルダーズ(2025年4月22日 わかさスタジアム京都)

 ミキハウスが19安打12得点の猛攻で、7回コールド勝ちした。「8番・捕手」で先発出場した井上大輔捕手(32)が4打数4安打3得点。扇の要としても3投手を好配球でリードし、攻守で貢献した。

 「相手のピッチャーはシンカーがいいと聞いていた。サードもチャージしてきましたので、当てたら抜けるかなというぐらいの感覚で打ちました」

 逆転劇は井上のバットから生まれた。1点を勝ち越された直後の4回無死一塁から左前打で好機を拡大。バントの構えから相手野手の動きを冷静に見極め、低めのシンカーを左前へ運んだ。ここから打線がつながり、2点を奪い逆転に成功。中盤以降も攻撃の手を緩めず、一気に突き放した。

 「打てるに越したことはないですが、打てたらラッキーぐらいの感覚。しっかり守備の面をやらないといけないので」

 4年連続の都市対抗出場に導いた不動の正捕手。下位打線を任されるが、昨年の都市対抗、日本選手権ではいずれも本塁打を放った。シーズンオフの強化練習期間中は例年以上に、自主練習でバットを振り込んだ。従来は引っ張っての安打が多かったが、今春以降は逆方向への安打が増加。この日も左翼へ2本、中堅へ1本、右翼へ1本と3方向に打ち分け、好調さを印象づけた。

 「都市対抗予選で当たる可能性もありますし、嫌な印象を与えたかった。投手陣も我慢強く投げてくれましたし、きっちり勝てたことは良かった。京都大会を優勝したい思いもありますし、良い形で都市対抗予選につなげられる大会にしたいと思います」

 あす23日は天候が微妙だが、NTT東日本と対決。激戦を勝ち抜き、2大会連続の日本選手権出場権獲得を目指す。

スポーツニッポン

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