【社会人野球】ミキハウスが元巨人勢の活躍で白星発進 桜井俊貴が先発で5回2失点 菊田拡和は2安打
2025年4月23日(水)6時0分 スポーツ報知
5回5安打2失点のミキハウス・桜井俊貴
◆社会人野球JABA京都大会 ▽予選リーグCブロック ミキハウス12—2アスミビルダーズ(22日・東近江市湖東)
わかさ生活第75回JABA京都大会が22日、滋賀・湖東スタジアムなどで開幕し、ミキハウスはアスミビルダーズに7回コールド勝ちした。元巨人の桜井俊貴投手(31)が先発し、5回5安打2失点7奪三振。「勝つことだけ考えて、そこはぶれないようにいきました」と汗を拭った。
1—0の2回1死三塁で中前適時打を浴びて同点にされ、3回には連打で勝ち越し点を献上。だが、4回に味方が逆転すると、以降2イニングを三者凡退に抑えた。「向こうの流れで、それに乗ってしまった」と右腕は反省を忘れなかった。
1年間のスカウト生活を経て現役復帰した昨季、エースとして都市対抗と日本選手権に出場。2年目の今季は「緊張感はまだマシ」と余裕を感じる一方、決め球を見切られるなど、研究されていると実感する。「球種で球速を変えたり、タイミングずらしたり微調整。いやらしさを出していきたい」と元G戦士。プロ7年で培った引き出しの多さを見せていく。(瀬川 楓花)
〇…元巨人のミキハウス・菊田拡和内野手(23)は「7番・三塁」で先発出場し、4回先頭で遊安打、5回1死で左前打と4打数2安打の活躍だった。JABA四国大会は初戦で初安打を放って以降、計6打数無安打と沈黙したが、この日は「徐々に(状態は)上がってきている」と手応え。陣田匡人監督(46)も「中軸を打てる力は全然ある」とさらなる活躍を期待した。