ミキハウスの元巨人トリオ・高橋優貴、菊田拡和、桜井俊貴、日本選手権切符へ京都大会V目指す 22日開幕
2025年4月18日(金)6時0分 スポーツ報知
JABA京都大会に向けて意気込むミキハウスの(左から)高橋優貴、菊田拡和、桜井俊貴(カメラ・森脇 瑠香)
ミキハウスの“元巨人トリオ”が17日、22日に開幕するわかさ生活第75回JABA京都大会(わかさスタジアム京都など)の優勝を誓った。
“ルーキー”2人は苦戦が続いている。チームは、JABA四国大会(4日〜8日、徳島・JAアグリあなんスタジアムなど)に参戦。7日の東芝戦に先発登板した高橋優貴投手(28)は、5回0/3を3安打3失点、9四死球と制球に苦しんだ。チームも5—6で敗れ、予選リーグ2勝1敗で決勝トーナメント進出ならず。日本選手権(10月28日開幕)の出場決定もお預けとなった。反省を踏まえ、調整の日々を送る左腕はこの日、ブルペン入り。「スライダーはだいぶ(指に)掛かるようになってきた。ある程度狙ったところに投げられたら試合をつくれると思う」と、リベンジを誓う。
同じく新加入の菊田拡和内野手(23)は、KMGホールディングスとの初戦で1安打2打点も、以降2試合は計6打数無安打。「5番・一塁」で出場したこの日のNTT西日本との練習試合も快音は響かなかった。ただ、5回無死一、二塁で犠打を決めた。一挙3得点につながる仕事を果たした右の大砲は「もっと自分自身の結果を求めてやれたら」と、徐々にエンジンをかけていく。
一方、2年目の桜井俊貴投手(31)は、初戦で6回4安打無失点と好投。昨年、エースとして都市対抗と日本選手権にチームを導いた右腕は「四国大会はいい感じでは投げられていたので、次の京都大会でもできたら。優勝できるように」と、今季も主軸として腕を振る覚悟。京都大会Vでまずは日本選手権出場切符を手に入れる。(瀬川 楓花)