日本ハム・郡司 今季初三塁で2号ソロ 新庄ボードまであと少し!「次は向かって打ちます」

2025年4月23日(水)6時0分 スポーツニッポン

 ◇パ・リーグ 日本ハム2—4楽天(2025年4月22日 エスコンF)

 日本ハム・郡司裕也捕手(27)が22日、楽天戦に「6番・三塁」で出場し2回に左越え先制2号ソロを放った。昨季チーム最多の96試合に出場した三塁手として、今季初めて出場し、劇的なサヨナラ弾となった11日の西武戦以来の一発をマークした。チームは逆転負けを食らったが、本職の「捕手」に加え、内外野をこなすマルチプレーヤーが勝負強い打撃を見せている。

 やっぱり、格好いい。郡司が放った打球がぐんぐん伸びて、左翼に飛び込む。あと少し右側に飛んでいれば、賞金111万円が獲得できる「SHINJOボード」に当たるところだった特大の先制アーチに、「次は新庄ボードに向かって打ちます」とおどけた。

 2回1死からだ。左腕・藤井の見逃せばボールという高めの直球を振り抜いた。打った瞬間にスタンドインを確信する2号先制ソロ。11日の西武戦では延長12回2死一塁から代打で登場し、自身2度目となるサヨナラ2ランを右越えに放った。その日のお立ち台では「さすがにオレ、格好いいと思いましたね」という郡司節でファンを沸かせた。そして、この名言に、球団もすぐさま反応。21日から郡司の直筆で「さすがにオレ、かっこいい」と記したタオルやアクリルスタンドなどのグッズが発売されたばかりで“プチブーム”になっている。そして今度は“先制イケメン弾”でファンを盛り上げた。

 この日は清宮幸が今季初めてスタメンを外れ、代役として今季初の三塁で先発出場。昨季は三塁でチーム最多96試合に出場し、初の球宴も三塁手として選出された。7回先頭の打席でも中前打を放ち、郡司は昨季の“定位置”で2安打1打点と輝いた。本職の捕手をメインにしながら、内野もこなしているが「12球団でこういう使われ方をしているのは僕だけ」と言う。複数ポジションを守り、バットでも勝負強い。打っても守っても、イケメンぶりが際立っている。

スポーツニッポン

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