2戦連発も…阿部巨人、注目の「打順問題」 キャベッジ復帰で大城起用はどうなる?
2025年4月24日(木)5時30分 ココカラネクスト

大城は2戦連発となる、豪快なアーチを放った(C)産経新聞社
巨人は4月23日の中日戦(東京ドーム)に2ー0と連勝。8回に飛び出した大城卓三の2試合連続となる2号2ランが大きかった。
値千金の一発となった。0−0で迎えた8回一死一塁、ジュニオル・マルテの156キロを一閃。打った瞬間にそれとわかる当たりに完ぺきなバットフリップとともに、巨人ベンチに腕を突き上げながらダイヤモンドを1周した。
【動画】2試合連続!大城がマルテから圧巻の2ランを放ったシーン
22日の岡本和真とのアベックアーチとなった1号ソロに続き、これで2試合連続となるアーチをかけた。元々打撃力には定評があるが、この一発には阿部慎之助監督も試合後インタビューで「もともとバッティングは素晴らしいものを持っているので5番に入れている。いい働きをしてくれている」と最敬礼。大城の打撃を高く評価した。
大城が「5番・一塁」として、チームで存在感を発揮している一方、怪我のため離脱していたトレイ・キャベッジが週末の阪神戦からチームに合流する見通しとなった。
キャベッジは12日の広島戦(マツダ)の試合中のプレーで左手親指を負傷、その後、抹消となっていた。
開幕から2戦連続アーチをかけるなど、離脱するまで打率.309と安定したパフォーマンスを見せていた助っ人が合流となれば、注目は打順にもある。
ここまでは「2番」「5番」などを任されていたが、5番は現在、大城が主砲・岡本の後を固め、ポイントゲッターの役目を果たすとあって、阿部監督がどのように打順の最適解を示していくのかも話題を集めていきそうだ。
大城はお立ち台で「どんな場面でも結果を残せるよう、毎試合臨んでいます」と言葉に力を込めた。本来の捕手ポジションでは開幕からここまで出場を果たせていないが、まずは持ち味の打撃でチームにしっかり貢献している。
25日からは前回本拠地で3タテを食らった阪神と敵地、甲子園で戦う。必勝オーダーの行方含め、引き続き、戦いぶりが注目されそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]