借金8で最下位の日本ハム、低迷の打開策を球団OBが提言「精神論に近いかもしれないけど」

2023年4月25日(火)12時34分 ココカラネクスト

低迷打破に向け、新庄監督はどんな打開策を打つのか(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 日本ハムは先週末、カード勝ち越しならば最下位を脱出できる大事な楽天との3連戦に臨んだ。しかし、21日は最終回に登板した田中正義が踏ん張れず逆転サヨナラ負け。23日は延長11回に玉井大翔がサヨナラタイムリーを打たれ、最下位脱出は叶わなかった。

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 開幕直前は「開幕して20試合、全て勝つつもり」と“開幕20連勝”を宣言していた新庄剛志監督。20試合目となったこの試合を終え、現在は6勝14敗。勝率3割と厳しい状況だ。

 試練が続く日本ハムではあるが、突破口はあるのだろうか。かつて日本ハムで活躍した岩本勉氏が、自身のYouTubeチャンネル「岩本勉チャンネル」で日本ハムに今必要なことを語った。

 まず23日の試合を振り返り、「リリーフ陣、めちゃめちゃいい仕事した」とサヨナラ打を食らった11回以外は点を与えなかったリリーフ陣を評価。続けて、「リリーフ陣がこれだけ強いと、先発ピッチャーたちが立ち上がりから、『飛ばしていこう』『うちには強いリリーフ陣がいるんだ』と思いながら、目の前のバッターをどんどんねじ伏せていって良いんじゃない?」と話す。

 次に接戦をものにできない状況を打開するために「個人の能力にもう一つ期待するよりも、精神論に近いかもしれないけど、盛り上げて持っていくとか」「ヒット1本でうわーっと盛り上がって、相手チームからすると『なんじゃあのチーム?』と驚かれるぐらいの野球を意識しても良いんじゃないかなと思いました」と提案した。

 ソフトバンクの藤本博史監督も12日に、日本ハム打線について「若い選手ばかりだし、あれだけ振られたら怖い。ハマったらとんでもない打線になる」と警戒していた。若いチームをいかにして勢いに乗せるのか。新庄監督の手腕が問われる。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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