4連勝の浦和 マテウスサビオが衝撃“70メートルドリブル”を解説「自分の特徴をうまく出せたシーン」
2025年4月25日(金)23時2分 スポーツ報知
浦和・マテウスサビオ
◆明治安田 J1リーグ▽第12節 浦和1—0広島(25日・埼玉)
浦和が広島に1—0で勝利し、23年以来約2年ぶりの4連勝で暫定3位に浮上した。0—0で迎えた後半12分、MFマテウスサビオが自陣ゴールラインから約70メートルをドリブルで運んでラストパスを送り、今季ベルギー1部コルトレイクから加入したMF金子拓郎が移籍後初ゴール。この1点を守り切った。
まさに“止められない”プレーだった。サビオは自身のプレーについて「ゴールを奪う気持ちでボールを運びました。パスを出す前に顔を上げ、右でボールをそのまま運ぶ、中央の(渡辺)凌磨も選択肢だった。でも左に(金子)拓郎がハイスピードできたのも見えていた。足元ではなく、スルーパスにしたほうが1番いいと思って選択しました」と解説。トップスピードの中でも周囲の状況を完璧に把握していたことをうかがわせた。
広島の俊足MF中村草太も振り切った自身のドリブルスピードについては「自分の特徴をうまく出せたシーンだった」と振り返ったサビオ。また「ああいう場面になると(相手が)ファウルで止めようとすることが多いんですけど、そうならずに最終的に点が入ってよかったです」と語り、チームを勝利に導いたアシストに納得の表情を浮かべていた。