ジュビロ磐田U―18が開幕4連勝 富士市立を3―1で下す 高沢が先制 服部芸術ボレー

2025年4月27日(日)8時5分 スポーツ報知

前半16分、磐田・高沢海志(右)が先制ゴールを決める(カメラ・里見 祐司)

◆サッカー◇高円宮杯U—18プリンスリーグ東海 第3節 磐田U—18 3—1富士市立(26日)

 ジュビロ磐田U—18が富士市立を3—1で下して開幕4連勝を飾った。前半16分にMF高沢海志(3年)が先制点を奪うと、2分後には高沢の浮きパスからFW服部公紀(2年)がボレーシュートを放って加点。守備陣は富士市立をPKによる1点に抑えた。清水ユース・名古屋U—18B戦は29日に行われる。

 磐田の攻撃陣が両チームの応援団を沸かせた。1—0で迎えた前半18分、ゴールに背中を向けた状態でこぼれ球を拾った高沢が、相手DFに囲まれながら、右肩越しに浮きパス。そこに左から走り込んだ服部が、ダイレクトボレーで突き刺した。

 ゴール前での鮮やかな連係。「決まると思っていなかった。成長したなあ、と思いました」と服部はニッコリ。1ゴール1アシストの高沢も「オーバーヘッドを打とうと思ったんですが、感覚でパスしました」と白い歯を見せた。

 今年の3年生は周囲から「弱い世代」と言われていた。トップチームが規則違反で、23年の1年間はFIFAから補強禁止を課せられた。U—18もその余波を受けて、下部組織からの昇格しか認められなかった。

 だが今季就任した安間貴義監督(55)が鍛え込み、自らも「弱い」と思い込んでいた選手たちの意識を変えさせた。「紅白戦でバチバチやることで、自信を持ってプレーできている」と高沢。指揮官も「ドンドン変わってきた」と手応えを感じている。

 もちろん目標はプレミア復帰。これで今季3得点の服部は「まだまだこれから。もっと点を決めて勝利に貢献していく」と活躍を誓った。(里見 祐司)

スポーツ報知

「ジュビロ磐田」をもっと詳しく

「ジュビロ磐田」のニュース

「ジュビロ磐田」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ