北海道コンサドーレ札幌 DF西野奨太が限界まで走る「アンカーとセンターバックはやることは大きく変わらない」…25日大宮戦
2025年4月25日(金)6時30分 スポーツ報知
ドリブルでボールを運ぶJ2札幌のDF西野(右)
J2北海道コンサドーレ札幌DF西野奨太(20)が、仲間を信じ、限界まで走り抜く。17位の札幌は25日、2位・大宮と敵地で対戦する。前節・藤枝戦(2〇1)にボランチでフル出場した西野は、前々節まで務めたセンターバックへの復帰が濃厚。「アンカーとセンターバックはやることは大きく変わらない。いい感じでできるんじゃないかなと思います」と守備第一の意識を徹底し、難敵撃破を狙う。
藤枝戦では試合終盤に左ふくらはぎがつった。5枚の交代枠を使い果たしていた状況も、途中出場のMF荒野とMF深井らがカバーしてくれた。「本当にベンチメンバーの人たちに助けられているから。そこまでは勢いをもって戦おうという気持ちになれている」。後を託すことができる「安心感ある」先輩たちを信じ、試合開始から足を止めることなく、球際を制しにいく。
昨年8月のJ3讃岐への期限付き移籍を経て復帰した今季。序盤こそ出場機会は少なかったが、3戦連続先発中と主軸になりつつある。それでも「今は自分の立ち位置とかは考えていない。チームが上に行くために、勝つために、いいサッカーをするために、練習からできることを精いっぱいやるだけ」と西野に慢心はない。17位からの浮上へ、走り戦い、2戦連続で勝ち点3をつかみ取る。(砂田 秀人)