西武・西口監督「痛い...本当に悔やまれる一戦」7回無失点快投「絶対に今井に勝ちを付けなきゃいけない」
2025年4月25日(金)22時25分 スポーツニッポン
◇パ・リーグ 西武2—6オリックス(2025年4月25日 ベルーナD)
西武が逆転負けで悪夢の4連敗を喫した。今季5度目の先発マウンドに上がった今井達也投手(26)が4戦30イニング適時打なしとなる7回無失点の快投を見せたが、2点リードの9回に守護神・平良がまさかの2失点。延長10回には4番手・佐藤隼が先頭の若月に勝ち越し弾を浴びるなど4失点し無念の敗戦となった。ソフトバンクが楽天に勝利し単独最下位に転落。借金は3となった。
西口文也監督(52)は、痛恨の敗戦に「ちょっとじゃない。痛い」と厳しい表情。「絶対に今井に勝ちを付けなきゃいけないところで、こういう形に…痛い負けにもなってしまって、本当に悔やまれる一戦です」と肩を落とした。
復帰し2安打を放った渡部聖については「当たりはそんなにいい当たりではなかったけどね、ああやって形としてヒットになるというところはやっぱり何か持ってるものがあるんじゃないですかね。そのあとのアウトになった打席も何とか食らいついて自分なりのスイングはできていると思うので、このまま続けていってくれればというところですね」と評価したが、6回の無死満塁のビッグチャンスで1点しか追加点を奪えなかったことに「満塁で点取っときゃ何とかなるんだよ…」とため息交じりに言葉を絞り出した。
それでも「明日の戦いというのが本当に大事になってくると思うので、ゲームの入りからしっかりしていかなきゃいけないですね」と必死に前を向いた。