大谷 パパ初安打も復帰後は12打数1安打 スイングに乱れ? 愛娘と再会後26日からの再出発に期待!

2025年4月25日(金)1時30分 スポーツニッポン

 ◇ナ・リーグ ドジャース6−7カブス(2025年4月23日 シカゴ)

 ドジャースの大谷翔平投手(30)が23日(日本時間24日)、敵地でのカブス戦に「1番・DH」で先発出場。3回1死一、二塁から第1子の長女誕生後11打席目で初安打となる右前打を放った。ただ、本調子には程遠く、「父親リスト」から復帰後は12打数1安打となりチームも連敗。本拠に戻り愛娘と再会する休養日を挟み、あす25日(同26日)のパイレーツ戦から復調を目指す。

 照れ隠しのようだった。外角スライダーに目いっぱい右手を伸ばし、バットの先で拾った右前打。大谷は一塁でしびれた手をゆらゆらとゆりかごのように揺らし、苦笑いした。女の子誕生後、11打席目の初安打だった。

 真美子夫人の出産に立ち会うために入った「父親リスト」から復帰3戦目。「パパ初安打」は3回1死一、二塁だった。左腕ボイドのスライダーに泳ぎながら、バットの先でなんとか拾った。16日(同17日)のロッキーズ戦以来、出場3試合ぶりの安打。だが、5回無死一、二塁では左飛、6回2死二、三塁の好機でも内角のボール球で遊飛に倒れ、9回もボール球のスライダーで空振り三振だった。5打数1安打。デーブ・ロバーツ監督は「戻ってきてから少しガツガツしすぎている。スイングがいつもより大きい」と苦言を呈した。

 数字にも表れた。「父親リスト」入り前の20試合の平均スイングスピードは76・6マイル(約123・2キロ)だったが、この3試合では78・8マイル(約126・8キロ)と3・6キロもアップ。強く振りにいこうとしている分、崩されたスイングは、ゆらゆらと揺れるようだった。

 24日(同25日)は休養日。その後はホームでの6連戦を迎える。「オフは私たち全員にとって良いタイミングで訪れると思う」と指揮官。大谷も誕生直後に一度離れた愛娘ら家族と久々に再会できる。赤ちゃんパワーを充電し、25日(同26日)の怪物右腕スキーンズと対戦するパイレーツ戦から、本来の打撃を取り戻す。

スポーツニッポン

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