皇治、みそぎの公開バリカン “フェラーリ大破”当て逃げ改めて謝罪「軽率な行動で不愉快な思いを...」
2025年4月25日(金)17時10分 スポーツニッポン
格闘技イベント「RIZIN」は25日、「RIZIN男祭り」(5月4日、東京ドーム)の緊急記者会見を実施。皇治(35=TEAM ONE)が今年3月に“フェラーリ大破”の当て逃げの疑いで書類送検されたことを改めて謝罪した。
書類送検後、初の公の場となった皇治は会見の冒頭で「格闘技界、格闘技ファン、関係者、国民の皆さまに僕の軽率な行動で不愉快な思いをさせてしまい申し訳ありませんでした」と改めて謝罪した。続けて「腐っても格闘家なので戦って返すしかない。自分にできることをして少しでも盛り上げたい」と意気込みを語った。
また会見の途中にはサプライズで“公開バリカン”を敢行。「ダサいことしてもうたんで、これは俺のけじめ。これで許してというわけではない」と、関係者の手で丸刈りになり、頭をなでた。
皇治は昨年12月下旬、東京都世田谷区の路上で高級自動車「フェラーリ」で街路樹などに衝突する事故を起こして立ち去ったとして、道交法違反(事故不申告など)の疑いで、今年3月31日に書類送検となっていた。警視庁によると、車は大破した状態で現場に放置されていた。任意の調べに「スタッフにレッカー移動をしてもらおうと電話したが、通じなかった」と説明した。
その後、自身のYouTubeチャンネルやSNSで謝罪。5日にインスタグラムに真っ黒な画像を投稿し、「今回、本当に沢山の人に迷惑かけた。自分の傲慢な考えで男として人間としてハナクソな行動した。応援してくれる方々の顔に泥ぬる事をしてしまった。本当に情けなく反省してます」と記した。そして「応援してくれる大好きなファンの皆に嫌な思いをさせてしまい本当に申し訳ありません。皆様、本当に申し訳ありませんでした」と謝罪した。
23日には自身のX(旧ツイッター)で「RIZIN榊原社長に謝ってきました」と題した動画を投稿。RIZIN榊原CEOに「社長、今回色々と申し訳なかったです。迷惑かけました」と頭を下げた。榊原CEOからは「やったことに対して責任を取って、また前に向かって前に向かって進んでほしい」と声を掛けられた。