【ボートレースコラム】広瀬凜 来期のさらなる飛躍が楽しみな滋賀支部の22歳
2025年4月25日(金)4時30分 スポーツニッポン
131期の広瀬凜(22=滋賀)は、昨年10月22日の鳴門ルーキーシリーズ第16戦でうれしいデビュー初優出(6着)。そして今年からは、びわこのフレッシュルーキーに選出されるなど、将来を期待される若手レーサーだ。
ただ2025年後期は「前期に初優出できて、今期からはスロー水域にも入っているんですけど、まだ今期は優出ができていない。少しずつ勝率は上げられているけど、課題もいっぱいあるし、まだまだダメですね」と、もどかしい成績に苦笑いを浮かべていた。
それでも期末の芦屋一般戦(8〜13日)は、初参戦の水面ながら1走目で4コースから的確に差して白星と幸先いい滑り出し。その後も大敗なく着順をまとめ、しっかり予選突破を果たした。準優は3着惜敗ながら、最終日の選抜戦ではインから押し切っての白星締め。「芦屋は初めてだったけど、水面が広いし、乗りやすい。結果は別にしても好きなレース場になりそうですね」。
5月からは26年前期の選手級別決定対象期間がスタート。「もっと優出したり、A級にも上がりたい。まだ走ったことないレース場も多いし、名前を覚えてもらえるように頑張りたい」と闘志を燃やす。来期こそ大きく飛躍してもらおう。(竹村 誠二)