新潟ＦＷ小見洋太、昨年まで同僚のＧＫ小島亨介からＰＫで今季初ゴール「本当に尊敬している…ゴールを奪えたのはうれしい」
2025年4月26日（土）19時55分 スポーツ報知
前半１４分、PKを決める新潟・小見洋太（左は逆を突かれる柏・小島亨介）（カメラ・山崎 賢人）
◆明治安田Ｊ１リーグ▽第１２節 柏１—１新潟（２６日・三協Ｆ柏）
新潟のＦＷ小見洋太が、ＰＫで今季初ゴールを決めた。
０—０の前半１４分。小見のパスを受けたＭＦ長谷川がエリア内で倒されてＰＫを獲得。このＰＫを小見が決めて先制点を挙げた。「昨日のＰＫ練習で２度連続で外していたので、プレッシャーはいつも以上にかかりましたけど、それで気が引き締まって、いいキックが出来た」とうなずいた。
特別な対戦でもあった。小見の前に立ちはだかったのは、昨季までチームメートだったＧＫ小島。「毎週、試合前日にチームで何人かキッカーが選ばれて、（ＰＫ練習を）やっていたので、本当に何十回と練習していました。非常に蹴りづらい部分はあった」と振り返ったが、小刻みなステップから小島の逆をついてゴール右へ決めて先制点を決めた。今季初ゴールにもなり「終わってみると楽しかったですけど、蹴る前は本当に緊張で崩れ落ちそうでした。本当に尊敬しているＧＫの一人なので、その選手からＰＫでしたけど、ゴールを奪えたのはうれしいですし、自信につなげていきたい」と柔和な表情を浮かべた。
ただ、チームは３戦未勝利で開幕１２試合１勝と苦しい戦いは続く。それだけに「またかという結果になってしまって、申し訳ない気持ちもあります。厳しい時間もありましたけど、逆転されなかったところはポジティブに捉えて次につなげたい」と話した。
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