国内最年長チャンプ47歳の野中悠樹、敵地ソウルで3回TKO負け スーパーミドル級の地域王座統一戦

2025年4月26日(土)20時41分 スポーツ報知

王座統一戦に臨んだ野中悠樹(ミツキジム提供)

 47歳のプロボクシング国内最年長チャンピオン、東洋太平洋スーパーミドル級(76・2キロ以下)王者・野中悠樹(ミツキ)が26日、敵地ソウルで行われた「フェニックスバトル・ソウル」(大橋ジム主催)でWBOアジアパシフィック同級王者・ユン・ドクノ(韓国)との王座統一戦に臨んだが、3回TKO負けした。

 サウスポーの野中と、右構えで29歳のユンの対決。現地のミツキジム関係者によると、野中が3回にダウンを奪われ、立ち上がる意思を見せたが、試合続行はならなかった。野中が勝てば、自身がもつ国内ボクサーの最年長王座獲得記録を47歳4か月に更新していたが、同記録は昨年4月に東洋太平洋同級王者となった際に樹立した46歳3か月のまま。同王座の初防衛に失敗し、無冠となった野中はプロ通算38勝(11KO)13敗3分けとなった。

 ◆野中悠樹(のなか・ゆうき)1977年12月10日、兵庫・尼崎市生まれ。47歳。19歳の時、尼崎ジムでボクシングを始める。アマ2戦2勝。99年、プロデビュー。2008年、日本スーパーウエルター級王座獲得。09年、東洋太平洋同級王座獲得。14年、日本同級王座再獲得。19年、東洋太平洋とWBOアジアパシフィックミドル級王座奪取。ミツキジム所属の24年4月、46歳3か月で東洋太平洋スーパーミドル級王座獲得。身長182センチ、左ボクサーファイター。2女の父。

スポーツ報知

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