和歌山大が劇的勝利 殊勲の橋本「サヨナラ打を打ったのは初めて」
2025年4月26日(土)17時49分 スポーツニッポン
◇近畿学生野球春季リーグ第4節2回戦 和歌山大2—1大阪工業大(2025年4月26日 GOSANDO南港野球場)
和歌山大が劇的な逆転サヨナラ勝利でカード連勝、勝ち点を3に伸ばした。
9回1死一塁、代打・溝口景大(4年=知立東)が中越えに二塁打を放ち、同点に。さらに1死満塁と攻め立て、最後は2番・橋本琉生(2年=水口東)が右前に弾き返した。
「サヨナラ打を打ったのは初めてです。(二塁手の横を)抜けてくれと思いながら走りました」
打席に入る前に大原弘監督から「(バントではなく)打つやろな」と聞かれた橋本は「打ちます!」と答えた。大原監督は「一番ボールが見えていたので、当てに行くバッティングだけはしてほしくなかった」と、気合いを入れたことが好結果となったことを喜んだ。優勝争いは最終節の奈良学園大の試合結果に左右されるが「首の皮半枚でつながりました。うちはプレッシャーをかけ続けるだけですから」と、最後まで諦めない姿勢を見せた。