6回2失点の千賀滉大は黒星消えるもメッツ連勝7でストップ 痛恨のサヨナラ負け
2025年4月26日(土)10時43分 スポーツニッポン
◇ナ・リーグ メッツ4—5×ナショナルズ(2025年4月25日 ワシントンDC)
メッツの千賀滉大投手(32)が25日(日本時間26日)、敵地でのナショナルズ戦に先発し6回2失点も4勝目はお預けとなった。チームはサヨナラ負けを喫し連勝が7で止まった。
千賀は初回、1死から2番・ウッドに中前打を許したが後続を打ち取り、まずまずの立ち上がりを見せた。
2回は先頭・ガルシアに中前打を許したものの続くベルをニゴロ併殺。ところが、次打者・クルーズに左翼線への二塁打を許すと、続くテナに左前へポトリと落ちる安打を許し、二塁走者・クルーズが生還。4試合ぶりに失点し、連続無失点が20回1/3で止まった。
3回も先頭・ヤングに右前打を許すと、エイブラムズに中堅フェンス直撃の適時三塁打を浴び、2点目を失った。それでもなおも無死三塁のピンチで上位打線を断ち、大量失点を回避した。
4、5回は2イニング続けて3者凡退に封じたが、6回は2死から2者連続四球を与え、再び得点圏に走者を背負った。それでもベルを空振り三振に仕留め追加点を許さなかった。
打線は4回無死一、二塁の好機でウインカーが痛烈な打球を放ち、一塁手・ローのグラブ手前でバウンドしたかに見えたが「一直」の判定。一、二塁の走者が飛び出していたため、トリプルプレーで攻撃終了と“疑惑判定”による不運に泣いた。
それでも0—3の8回に反撃を開始。2死満塁からニモが二塁への適時内野安打を放つと、なおも2死満塁でビエントスが右翼線へ走者一掃の適時三塁打を放ち、この回一挙4得点で試合をひっくり返し4—3と逆転に成功した。
ところが、1点リードの9回、4番手・スタニクがつかまり無死三塁からテナに中前適時打を浴びて同点とされると、最後は2死一塁からウッドの放った打球が二塁手・マクニールの横をすり抜け、中前へ飛ぶと、一塁走者・エイブラムズが生還。サヨナラ負けで連勝が止まった。
千賀の今季成績は5試合で3勝1敗、防御率1・26となった。