千賀滉大は6回2失点も4勝目お預け 連続無失点20回1/3でストップ 打線“疑惑判定”で援護できず

2025年4月26日(土)9時33分 スポーツニッポン

 ◇ナ・リーグ メッツ—ナショナルズ(2025年4月25日 ワシントンDC)

 メッツの千賀滉大投手(32)が25日(日本時間26日)、敵地でのナショナルズ戦に先発。6回2失点も4勝目は手にできなかった。

 初回は1死から2番・ウッドに中前打を許したが後続を打ち取り、まずまずの立ち上がりを見せた。

 2回は先頭・ガルシアに中前打を許したものの続くベルをニゴロ併殺。ところが、次打者・クルーズに左翼線への二塁打を許すと、続くテナに左前へポトリと落ちる安打を許し、二塁走者・クルーズが生還。4試合ぶりに失点し、連続無失点が20回1/3で止まった。

 3回も先頭・ヤングに右前打を許すと、エイブラムズに中堅フェンス直撃の適時三塁打を浴び、2点目を失った。それでもなおも無死三塁のピンチで上位打線を断ち、大量失点を回避した。

 4、5回は2イニング続けて3者凡退に封じたが、6回は2死から2者連続四球を与え、再び得点圏に走者を背負った。それでもベルを空振り三振に仕留め追加点を許さず相手に流れを渡さなかった。

 ただ、打線がこの日は静かで6回まで相手先発・アービンに4安打で無得点。4回には連打で無死一、二塁の好機をつくるとウインカーが痛烈な打球を放ち、一塁手・ローのグラブ手前でバウンドしたかに見えたが、一塁塁審が「一直」判定。一、二塁走者は飛び出していたため、二塁転送後、一塁にも転送されまさかのトリプルプレーで絶好の得点機を逸した。メンドーサ監督がベンチから飛び出し、猛抗議も判定は覆らなかった。

 千賀は前回19日のカージナルス戦は、5回2/3を3安打無失点に抑え、自身3連勝を飾った。何度も得点圏に走者を置きながら本塁を踏ませず、3試合連続無失点を含む、連続無失点を18回2/3まで伸ばした。

 今季はここまで4試合に登板し、3勝1敗、規定投球回未満ながら防御率0・79の好成績を残している。

 チームは23日(同24日)のフィリーズ戦でサヨナラ勝ちするなど2カード続けてスイープに成功し、7連勝でこの試合を迎えた。

スポーツニッポン

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