山本由伸5回3失点で降板 4四球と制球苦しみ94球 防御率1・06に 注目の投げ合いで苦戦

2025年4月26日(土)12時35分 スポーツニッポン

 ◇ナ・リーグ ドジャース—パイレーツ(2025年4月25日 ロサンゼルス)

 ドジャースの山本由伸投手(26)が25日(日本時間26日)、本拠でのパイレーツ戦に先発。細かな制球に苦しみ5回5安打4四球、3失点(自責1)で降板した。

 初回、先頭・クルーズをフルカウントから四球で歩かせると、次打者・レイノルズの打席で二盗を許し無死二塁と得点圏に走者を背負った。レイノルズを左飛、3番・マカチェンを空振り三振に仕留め、2死までこぎ着けたが、4番・バルデスにスプリットを右前へ弾き返され、先制点を失った。

 さらに次打者・ヘイズを四球で歩かせ2死一、二塁にするとプライアー投手コーチがマウンドへ。気持ちを落ち着かせた右腕はファムを空振り三振に仕留め、最少失点で切り抜けた。

 2回も先頭・フレージャーを四球で出すと、続くカイナーファレファに左前打を許し無死一、二塁。後続を断って無失点で切り抜けたが、2回までに54球を費やした。

 3回も先頭・マカチェンを四球で出したが、1死からヘイズをニゴロ併殺。4回は3者凡退とリズムを取り戻した。

 ところが、5回、先頭のデービスをゴロに打ち取ったものの三塁手・マンシーが一塁へ悪送球。失策で二塁まで進まれると、次打者・クルーズに右前適時打を許し2点目を失った。

 さらに1死からマカチェンに左前打を許すなど2死一、三塁のピンチを招くと、ヘイズにも中前適時打を浴び3失点目。マウンド上で悔しそうな表情を見せた。

 今季ワーストの4四球、打者24人のうち、13人に対し初球ボールと制球に苦しみ、5回で94球と球数がかさんだ。

 

  前回18日(同19日)のレンジャーズ戦で今季最長となる7回を投げきり、5安打無失点で3勝目をつかむなど、試合前の時点で3勝1敗、リーグトップの防御率0・93だった。この日は5回の失点は失策が絡んだため、3失点も自責は1。防御率は1・06となった。

 相手先発・スキーンズは昨季ナ・リーグ新人王に輝いた剛腕で、注目の投げ合いとあり全米中継となったが、相手右腕はドジャース打線を5回まで無得点に封じた。

スポーツニッポン

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