【広島】3戦連続で失策が失点に絡み今季初の同一カード3連戦3連敗 DeNAの敵地戦7連敗は58年ぶり
2025年4月27日(日)16時37分 スポーツ報知
戦況を見守る新井貴浩監督(中央)(カメラ・竹松 明季)
◆JERAセ・リーグ DeNA2—1広島(27日・横浜)
広島は、逆転負けで今季初の同一カード3連戦3連敗を喫した。ビジターのDeNA戦は昨季から7連敗。1967年以来、58年ぶりの屈辱となった。
初回は、機動力をいかした攻撃で先取に成功した。1死から今季2度目スタメンの羽月が四球を選び、小園の右前打で1死一、三塁。4番・末包が四球を選んだ際、一塁走者の小園がスタートを切り、捕手・松尾が二塁送球したのを確認して三塁走者・羽月が本塁生還(記録は本盗)。だが、追加点を奪えなかった。
先発・玉村は3回まで無安打投球。4回先頭・度会に中前打を浴び、牧に四球で無死一、二塁。宮崎の詰まった打球は、三塁・羽月がファンブル。無死満塁とピンチが広がり、佐野の2点打で逆転された。雨天中止などの影響で中16日のマウンドで4回以外は無安打投球で7回2失点という内容だったが、今季初勝利を逃した。
26日のカード初戦は一塁・堂林の決勝適時失策で敗れ、27日の2戦目は一塁・二俣の捕球ミスを起点に決勝点を奪われた。3戦すべて失策が失点につながり、後味の悪い3連敗となった。