【大学野球】大商大が連敗で2位後退 監督逮捕直後の節に勝ち点落とす 真鍋慧がベンチ外に

2025年4月28日(月)18時18分 スポーツ報知

8回先頭で中前打を放つ大商大の蜷川大捕手(カメラ・瀬川 楓花)

◆関西六大学野球春季リーグ戦 ▽第4節3回戦 龍谷大2—1大商大(28日・ほっともっとフィールド神戸)

 7季連続優勝を狙う大商大が、龍谷大との接戦に敗れ、連敗で勝ち点を落とした。勝ち点を落とすのは昨春の最終節(大経大)以来で、2位に後退した。

 1点を追う2回2死三塁で、7番の志良堂朔右翼手(2年=市尼崎)が左翼へ同点の適時二塁打。しかし、直後の3回に勝ち越された。その裏に2死満塁、4回には1死満塁、8回にも1死二塁と何度も好機を作ったが、あと1本が出ず。4安打1得点に終わった。

 27日の2回戦では、真鍋慧内野手(けいた、2年=広陵)が5回に途中交代。高瀬義和代行監督は、「春先に受けたデットボールの影響が出ていたので、大事を取って」と明かし、この日はベンチから外れた。3番に春山陽登外野手(3年=敦賀気比)が入り、プロ注目捕手・蜷川大(4年=広陵)が4番に。投手陣も、1回戦で1安打完封したプロ注目右腕の鈴木豪太(4年=東海大静岡翔洋)が2戦連続でリリーフ登板するなど、総力戦で挑んだが、勝利にはつながらなかった。

 22日に冨山陽一監督が車検切れの軽自動車を事情を知らない他人に運転させたとして、道路運送車両法違反容疑で逮捕されたことが発覚。それでもチームは動揺することなく、勝ち点で並ぶ龍谷大戦へと準備を進めてきた。26日の1回戦は制したものの、2、3回戦は1点差で惜しくも敗戦。高瀬代行監督は「こういった状況の中でも、なんとか戦っていけるように練習していますので、(7連覇を)目標に向かってやるだけ」と切り替えた。

スポーツ報知

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