【西武】41歳の大ベテランが代打では初のサヨナラ打 「決めてくれと思って送り出した」と西口文也監督
2025年4月27日(日)18時8分 スポーツ報知
西武・西口文也監督
◆パ・リーグ 西武3×—2オリックス(27日・ベルーナドーム)
西武は同点の9回に、代打・中村剛也内野手がサヨナラ二塁打を放って3連戦勝ち越しを決めた。
6回まで無失点だった先発の渡辺勇太朗投手が7回に痛恨の同点2ランを浴び、そのまま2—2で迎えた最終回。1死から外崎修汰内野手が左前打で出塁すると、続く元山飛優内野手がバントで送り2死二塁。代打・平沼翔太外野手は申告敬遠で一、二塁となり、西口文也監督は代打・中村をコール。「決めてくれと思って送り出した」というベテランが期待に応えた。
41歳、プロ24年目の中村は通算9本目、代打では初めてのサヨナラ安打。勝負強さを発揮した大ベテランに、指揮官は「ホッとしました」と笑顔。連勝での3連戦勝ち越しに「(延長で敗れた)初戦で悔しい負け方をしたので、2つ勝てたのは大きい。勝率5割目指して頑張ります」と、借金完済にリーチ(11勝12敗)をかける勝利を喜んだ。