大谷翔平は「正しい方向へ」 ロバーツ監督が感じた復調気配「さらに良くなる」 前夜に3安打1打点

2025年4月28日(月)4時50分 スポーツ報知

◆米大リーグ ドジャース—パイレーツ(27日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が27日(日本時間28日)、本拠地・パイレーツ戦に「1番・DH」で先発出場する。試合前に取材対応したD・ロバーツ監督(52)は26日(同27日)の同戦で大谷が復調する兆しを感じ取ったという。

 「彼はボールにしっかりと対応できていた。その証拠に(5回には)チェンジアップを打って三塁打にした。(初回の)最初の打席で右中間にライナーを打った場面も良かったと思う。スイングのバランスはもっと良くなると思うが、昨日は正しい方向へ向かう大きな一歩だった」

 大谷は真美子夫人の出産に立ち会うための産休制度「父親リスト」入りし、2試合に欠場後、20日(同21日)の敵地・レンジャーズ戦から戦列復帰したが、25日(同26日)までの4試合で16打数2安打6三振と不振だった。だが、26日(同27日)のパイレーツ戦では初回先頭の第1打席で右中間へパパ初長打となるパパ初二塁打。5回1死の第3打席では右翼線への当たりで快足を飛ばし、パパ初三塁打をもぎ取り、パパ初マルチとした。1点を追う7回1死一塁の第4打席では左中間を破る同点の適時二塁打を放ち、パパ初適時打でパパ初打点。パパ初猛打賞を全て長打で記録し、続くベッツの打席ではパパ初盗塁となる三盗を決めた。チームの連敗を止める3安打1打点1盗塁と復調の気配を見せていた。

 ロバーツ監督は「私が記憶している限り、(父親)リスト入り直前も好調ではなかった。そこから数日間、夫として父親としての役割を果たしていたことでタイミングがズレてしまったのは自然なことだし、そこから戻るには時間がかかるものだ。だから昨日のパフォーマンスがきっかけで今後さらに良くなることを期待している」と話した。この日の試合では大谷にパパ1号の期待がかかる。

スポーツ報知

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