川崎MF脇坂泰斗 ACL初の準々決勝&中東対決へ「フロンターレらしいサッカーを見せたい」
2025年4月27日(日)0時0分 スポーツ報知
ACLE準々決勝アルサッド戦の前日会見に出席した川崎・脇坂泰斗(@KAWASAKI FRONTALE)
アジア・チャンピオンズリーグエリート(ACLE)準々決勝(27日)でアルサッド(カタール)と対戦する川崎の長谷部茂利監督(54)と主将のMF脇坂泰斗(29)は26日、開催地のサウジアラビアで前日会見を行った。脇坂は「いよいよ明日、僕たちの試合ができることがすごく楽しみです。先ほどピッチも見させていただいて、昨日の開幕戦を見て非常にたかぶっています。明日はフロンターレらしいサッカーを見せたいなと思います」と意気込んだ。
脇坂は2018年に川崎に加入して以降、過去5度ACLに出場しているが、いずれも準々決勝進出前に敗北。その間J1王者3回(18、20、21年)、天皇杯2回(20、23年)、ルヴァン杯1回(19年)と、数々のタイトルを手にしてきたが、アジア制覇のタイトルは遠く、「チームとして壁を超えられなかったベスト4へチャレンジできることをすごく楽しみにしています」と語る。
中東のチームと対戦するのも今回が初。アウェーで、なおかつ35度以上の気温という過酷な環境で戦うことになるが、「日本の夏の暑い日に近い気候だと思います。練習時間も試合時間と同じような時間に設定していますし、そのあたりの対策はしてもらっています」と万全を強調。「フロンターレが唯一獲っていないタイトルを狙っていくためにも、まずは明日の試合を全力で戦って、1試合1試合戦って勝ったうえで優勝したい」と言葉に力を込めた。