町田・黒田監督、試合2日前の定例取材に対応せず...チームは黒田体制初の3連敗中

2025年4月27日(日)13時45分 スポーツニッポン

 FC町田ゼルビアは27日、町田市内のクラブ施設で非公開練習を行い、29日のC大阪戦(ヨドコウ桜スタジアム)に向けて調整した。チームは黒田剛監督(54)体制では23年のJ2時代から含めて初の3連敗中。苦しい状況が続く中、指揮官はこの日、練習後の定例取材を受けなかった。

 町田は今季、リーグ戦とカップ戦を含めて毎試合2日前を黒田監督の取材対応日と設定。試合後の会見とは異なり、練習後の取材対応は義務ではないが、クラブとして取材機会の場を設けていた。

 だが、C大阪戦2日前となったこの日はクラブの広報担当者が当日、黒田監督が取材対応しない旨を報道陣へ事前に通達。指揮官は練習後、取材エリアは通過したが、足早にクラブハウスへ引き上げた。

 6日に一部メディアで自身のパワハラ疑惑が報じられた後も取材対応を継続。J1初参戦だった昨季も含めて黒田監督が定例取材を拒否したのは初となった。

 昨季J1初参戦ながら3位と躍進したチームに苦しい状況が続いている。攻撃陣は強みだった決定力を欠き、自慢の守備陣も4試合で計6失点。指揮官のパワハラ疑惑報道後は1分け3敗で白星が遠い。

 黒田監督は3連敗を喫した25日の湘南戦の試合後会見で「反省点を改善させるために取り組まないと前進しない。何か原因があるということでそこを突き詰めないといけない。方向は悪くないけど、チャンスで決めきらないと勝てない。それを決められる魔法の練習はない。地道にやっていくしかない。決して、悪い方向には行ってない」と話していた。C大阪戦でチームの修正力と底力が試される。

スポーツニッポン

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