米球界にまた新星 メッツ傘下1Aの23歳右腕がマイナー史上最速168キロ記録 メジャー含め今季最速
2025年4月27日(日)10時35分 スポーツニッポン
メッツ傘下1Aセントルーシーのライモン・ゴメス投手(23)が26日(日本時間27日)、本拠でのレッズ傘下1Aデイトナ戦に先発登板。マイナーリーグのスタットキャスト導入後最速となる104.5マイル(約168.2キロ)をマークした。
この日は先発して3回を無安打無失点1四球、4奪三振だった。大リーグ公式サイトによると、この日は38球を投げ、速球は12球中11球が100マイル超をマーク。100マイル超で最も遅い球は、ストライクゾーンを外れた100.2マイル(約161.3キロ)だったという。
大リーグではアスレチックスのメイソン・ミラーが103.7マイル(約166.9キロ)を記録したのが今季最速。メジャー、マイナーを通じてゴメスが今季最速記録となった。2015年のスタットキャスト導入後では、2016年ヤンキース・チャプマン(現レッドソックス)の105.7マイル(約170.1キロ)がメジャー最速記録とされている。
2001年9月6日にベネズエラで生まれたゴメスは、2021年に国際FAでメッツと契約した。身長188センチ、体重79キロ。2023年にセントルシーで24試合(先発2試合)に出場し、防御率3.78を記録したが、昨季はケガで全休だった。今季は3試合に先発してまだ1点も許しておらず、7回2/3で11奪三振を記録している。