西武の中村剛也が爆笑お立ち台「逃げてたんですけど...」 球団最年長41歳サヨナラ二塁打

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　◇パ・リーグ　西武3—2オリックス（2025年4月26日　ベルーナD）

　西武の中村剛也内野手（41）が27日のオリックス戦で代打でサヨナラの左中間二塁打を放った。23年7月15日の日本ハム戦（ベルーナD）以来、自身9度目のサヨナラ打で代打では初めて。球団初となる40歳台でのサヨナラ打となった。

　2—2の9回に2死一、二塁。代打で登場した中村剛は、カウント2ボール1ストライクからの4球目、オリックスのマチャドが投じたスライダーが真ん中に入ったところを逃さず、左中間へサヨナラ二塁打を放った。

　ヒーローインタビューで「普通にうれしかったです」と淡々と話し、ウオーターシャワーについては「逃げてたんですけど、すぐに追いつかれちゃいましたね」とおどけて笑いを誘った。24年目のベテランは「普通に、いつも通り、代打という感じでいきました。（打った瞬間は）ヒットだなと。まあそんなもんです」と話すと、笑いとともに大きな拍手に包まれた。

　ゴールデンウイークに突入し、多くの家族連れも球場に訪れた。「あんま考えていないですけど、そういうのは…」と前置きしながらも「子供たちがたくさん見に来てくれると思うので、将来、プロ野球選手になりたいと思ってもらえるようなプレーを見せていけたらなと思います」と語った。

　チームは借金1と勝率5割は目前となった。「本当、ピッチャー陣にすごく助けてもらっていますし、なかなか援護できていないというのが多いので、これからはバッター陣でしっかりとピッチャー陣をサポートしていきたいと思います。（自分は）思い切って、怪我しないように頑張っていきたいなと思います」と話し、大きな拍手を受けた。