川崎がエリソン、マルシーニョの得点でアルサッドに前半2―1でリード 東アジア勢唯一の4強なるか
2025年4月28日(月)2時50分 スポーツ報知
◆ACLE▽準々決勝 川崎—アルサッド(カタール)(日本時間27日・プリンス・アブドゥラー・アル・ファイサル・スタジアム)
川崎は前半を2—1のリードで折り返した。開催地・サウジアラビアのジッダにある会場の天候は晴れ、気温32度、湿度48%と高温多湿の中、行われた。現地には250〜300人の川崎サポーターが応援に駆けつけているという。
前半4分、川崎は右サイドのMF家長からの折り返しを中央でFWエリソンが右足で合わせて、先取点を奪った。9分、DFオタビオに左足で同点弾を浴び、1—1に。22分、MF山本の浮き球パスにFWマルシーニョが右足アウトサイドで合わせる技ありゴールでリードに成功した。
前日には同じく日本から出場した横浜FMが準々決勝でポルトガル代表FWのC・ロナウドら世界的名手がそろうアルナスル(サウジアラビア)に1—4で完敗。ここまで東アジア勢は光州(韓国)がアルヒラル(サウジアラビア)に0—7、ブリーラム(タイ)がアルアハリ(サウジアラビア)に0—3と資金力を有する西地区のクラブに屈していたが、川崎の後半の戦いに期待が集まる。
川崎は過去の大会で、2007、09、17年の3度の8強入りがクラブ最高成績となっている。