陸上の田中佑美「参加標準記録のアドバンテージを持って日本選手権に臨みたい」29日の織田記念で国内初戦

2025年4月28日(月)17時21分 スポーツ報知

織田記念の前日練習を行う女子100メートル障害の田中佑美

 陸上の織田記念は29日、広島広域公園陸上競技場で行われる。28日は女子100メートル障害で昨年のパリ五輪代表・田中佑美(富士通)が同会場での前日練習後に取材に応じ、今シーズン国内初戦へ「織田記念は例年雨ですが、今年は晴れそう。環境があるなら、一つチャンスとして合わせていこうという思いで出場を決めました。今、挑戦中の技術もある。ここから続く試合の中で、完成すればいいなと思っています」と話した。

 昨年のパリ五輪では、敗者復活戦の末に準決勝に進出。今季は室内の競技会からシーズンインし2月に60メートル障害で8秒00の日本新記録を樹立。100メートル障害は3月にオーストラリアの競技会で初戦を迎え、13秒11と順調なスタートを切っている。

 現在の女子100メートル障害は、持ちタイム12秒台の選手が7人の大混戦。し烈な国内の代表争いを勝ち抜くため「(9月、東京世界陸上の)参加標準記録(12秒73)というアドバンテージを持って日本選手権に臨みたい」と言葉に力を込めた。

スポーツ報知

「陸上」をもっと詳しく

「陸上」のニュース

「陸上」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ