棚橋弘至 退団する内藤哲也との会話明かし激励「もう1回手術すると」「やりたいように生き生きと」
2025年4月28日(月)19時55分 スポーツニッポン
新日本プロレスのレスラーで社長の棚橋弘至(48)が28日、ポッドキャスト「棚橋弘至のPodcastOff」を更新し、プロレス界に激震が走った内藤哲也の退団発表について語った。
内藤、BUSHIが5月4日の福岡ビッグマッチを最後に新日本を退団することが発表され、現在行われている各地での大会は、棚橋自身の引退ロードがかき消されんばかりの“内藤退団ロード”となっている。
「ファンの方が新日本大丈夫か?ってね。昨年から契約更新をしない選手が続々出てる中で、一番の人気選手の内藤哲也がいなくなったその先の新日本プロレスの絵がぱっと浮かばないとは思うですけど」とファンの心情を思いやった上で、「僕は新日本プロレスの長い50年の歴史の中で何度も経験してきているので。内藤が出ないなら会場行くのやめようかな、プロレスに興味なくなったなって人はもちろんいらっしゃると思うけど、僕らはそういう方がまた見たくなるようなプロレスを続けていくし、それと同時にプロレスを見たことがない方にプロモーションをし続ける」とアピール。内藤がいなくなることで1、2年は影響が出ることも見越した上で、「新日本として次のステージに向かって歩き始めているので」と語った。
「ただ、欲を言えば、(自身の)引退ロードで内藤とどこかで戦いたかった」とも吐露。今後、フリーとなった内藤との対戦という可能性もなくはないが、「何とも言えない状況なので…」と棚橋は語った。
「内藤は僕の6歳下。まだまだ…僕はその年齢ではまだまだ野心を燃やしてたんでね。あとは本人のコンディションですかね。いろいろ話しましたけど、目のこととかね…もう1回手術するって言ってたんで。ヒザも含めてね。最後、内藤はやりたいように、自分が戦いたい相手、上がりたいリング、っていうのを生き生きと見せてくれたらいいんじゃないかなと思う」とエールを送っていた。