28歳の苦労人、香川大吾が悲願の柔道日本一…決勝でリオ五輪銀の原沢久喜を破る

2025年4月29日(火)19時3分 スポーツ報知

トロフィーを手にポーズする香川大吾(カメラ・岡野 将大)

◆柔道 全日本選手権(29日、日本武道館)

 体重無差別で行われ、決勝で香川大吾(ALSOK)が、2016年リオデジャネイロ五輪100キロ超級で銀メダルの原沢久喜(長府工産)を優勢勝ちで破り、初の日本一に輝いた。

 初戦だった2回戦を突破し、3、4回戦と勝ち上がり、準決勝では昨年の覇者、中野寛太(旭化成)を破って決勝に進んだ。原沢との決勝は、得意の大内刈りで技ありを奪うと、疲れの見える相手を最後まで寄せ付けず、7回目の出場で悲願を引き寄せた。

 試合が決まった瞬間、観客席に向けてガッツポーズをして喜びを爆発させた28歳の香川は、「高校生の時に初めて出場した大会ですが、そこから何度も挑戦して、ようやく頂点に立つことができました。自分のターニングポイントでいつも原沢選手に負けてきて、すごい悔しい思いをしてきた。その決勝戦で原沢選手に勝つことができてすごくうれしいです」と笑顔を見せた。

スポーツ報知

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