G大阪・宇佐美貴史 5試合ぶりスタメン出場で先制の決勝弾「ここからまたけがしないように」
2025年4月30日(水)5時0分 スポーツ報知
前半、先制ゴールを決め喜ぶG大阪・宇佐美貴史(中央)(カメラ・谷口 健二)
◆明治安田 J1リーグ▽第13節 G大阪2—1京都(29日・パナソニックスタジアム吹田)
やはり千両役者だった。G大阪のFW宇佐美は前半10分、FWデニスヒュメットの右サイドからのクロスを右足でダイレクトボレー。5試合ぶりのスタメン出場で、先制点を挙げた。リーグ戦6試合ぶりとなる今季2点目に「勝利に貢献できて、メンタル的なコンディションも含めて上げていけるかな」とうなずいた。
同27分には、宇佐美のパスから3月加入のデニスヒュメットが移籍後初得点をマークした。自身の得点後には新助っ人のスパイクにキスするセレブレーションも行い「彼の中でもリラックスできるものが生まれたと思いますし、さらに化けていってくれれば」。2人の活躍で前節まで首位だった京都から3試合ぶりの白星を奪った。
今季は度々、負傷でベンチを外れることもあった。「ここからまたけがしないように。プレーで表現できる部分も大きくなっていけばメンタル的な部分も上がって、プレーの充実につながる。チームの助けになれると思う」。大黒柱の完全復活がチームを押し上げていく。(森口 登生)