G大阪が京都から勝ち点3 1G1AのFWデニスヒュメット“バットマン”ポーズ解禁! 家族への愛も叫ぶ

2025年4月29日(火)19時0分 スポーツ報知

◆明治安田 J1リーグ▽第13節 G大阪2—1京都(29日・パナソニックスタジアム吹田)

 2—1でG大阪が勝利し、本拠で3試合ぶりの勝ち点3をつかんだ。3月に加入したFWデニスヒュメットが、1ゴール1アシストで勝利に貢献した。

 前半10分、FW宇佐美貴史の得点をアシストし、先制点を演出した。27分には左サイドでボールを受けてエリア内へ進入。そのまま自ら右足でシュートし、コントロールしたボールをゴール右隅へ流し込んだ。加入後初のアシストからゴールまで奪う大暴れをみせ「その日は必ず来ると信じていたし、分かっていた。そのために練習をしてきたし、初ゴールをホームのサポーターの前で決められてうれしい」と喜びをかみ締めた。

 ゴール後には手でOKサインをつくって両目に当てる「バットマンポーズ」も披露した。ポーズに関しては「小さいときの憧れで、小さいときからよく見ていた。スウェーデンでは自分のあだ名がバットマンで、ここ数年このセレブレーションをやっていた」と、日本でも念願の初解禁。FW山下諒也もセレブレーションに参加し「一緒にやってくれてうれしかった。ただ、アドレナリンが出過ぎてユニホームを脱いでしまったことは諒也に怒られましたけど」と笑顔で会心のゴールを振り返った。

 ゴール後にはもうひとつ、カメラに向かって何かを叫ぶ姿があった。試合後のインタビューで母国・スウェーデンで暮らす父が体調を崩していることを告白。発した言葉は「愛してるよ、と。それだけです」と話し、「ガンバに残るし、ガンバのためにプレーするのは間違いない。その反面、家族の健康上の問題やいろんな問題が地球の裏側で起きていることは悲しみを感じる。ただ暗いものを自分のモチベーションに変えていかないといけないと思っている」と自身の覚悟を口にした。「しっかりとメッセージを父に届けられたと思う」。雲ひとつない晴天のスタジアムから、愛する家族へ思いを届けた。

スポーツ報知

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