カブス今永昇太「6回に完全に足がつってしまった」両足けいれんで緊急降板も3勝目…一問一答

2025年4月30日(水)12時28分 スポーツ報知

◆米大リーグ パイレーツ0—9カブス(29日、米ペンシルベニア州ピッツバーグ=PNCパーク)

 カブスの今永昇太投手が、敵地のパイレーツ戦に先発し、5回まで無失点と好投していたが、6回先頭打者に二塁打を打たれたところで緊急降板した。「3番・指名打者」の鈴木誠也外野手が7号2ランを放つなど、打線が4本塁打と爆発し、今永に3勝目(1敗)がついた。

 6回、今永は先頭のマカチェンに左中間へ二塁打。この試合初の長打を許した直後に、監督、通訳らがベンチから出てきてしばらく話して降板。準備なく継投したパレンシアがその後を無失点で抑え、今永に失点はつかなかった。

 現地放送による主な一問一答は以下の通り。

 —状況は。

 「5回を抑えた後に体が少しつりそうな感覚があった。6回に完全に足がつってしまった。事前に投手コーチにも、そういう状態を話してました。完全に足がつってしまったんで、いろいろ連鎖して、他のとこがつる前に、自分で声をあげました」

 —大腿四頭筋がつった経験は。

 「こういう、ちょっと湿度が高かったりとか。湿度が高い。汗をかいてる。で、自分のパフォーマンスがそんなに悪くはない、という時に、こういうことになってしまう時があったんで、何度か経験はあります」

 —つってからの処置、対応は何を。

 「いろんなところを一度につってしまうと、他のところがつってしまったりとか、いろんな連鎖反応が起きてしまう。とにかくそれだけ避けようと思った。前ももだけがつってる状態で交代浴したり、ストレッチをしたり。幸いにもその他のとこに広がりがなかったので、今問題なくここにいます」

 —次回登板は。

 「自分の中でこれ以上やると、無理をすると良くなかった経験が過去にもあるので、本当に数歩手前で、自分で勇気ある決断でしたけど、降板ということを、次の登板も、その先も見据えて、今日、降板を自分で言えた。次の登板は全く問題ないと思います」。

 —降板を願い出る勇気はどこから。

 「今日カウンセル監督もミーティングで、この先のスケジュールは、すごくタイトで厳しい戦いが続くと思うという風に、ミーティングであった。僕の中でも今日オフ明けの1試合目なんで、自分が長いニング投げたいっていう、そういう気持ちもあったんですけども、自分がローテーションに穴を空けるということがチームに一番迷惑かかるので、それより前にそうならないために自分でそういう決断を下しました」

 —6回までの投球については。

 「今までの投球フォームで投げると故障につながったりとか、無理をしてしまう可能性があった。6回投げ切れたら一番良かったかもしれないんですけども、自分の中では今まで通りのフォームができないと感じたので。今まで通りのフォームができないっていうのは感じました」

スポーツ報知

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