大谷翔平、年間167得点ペース 4月終了時の「7―9」は「50―50」の昨季以上 ロバーツ監督も称賛

2025年5月1日(木)8時33分 スポーツ報知

◆米大リーグ ドジャース12—7マーリンズ(30日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャースが30日(日本時間5月1日)、本拠地でマーリンズ相手に同一カード3連勝。2試合連続2ケタ得点の大勝で開幕8連勝以来となる今季2度目の5連勝とし、21勝10敗の貯金11でナ・リーグ西地区首位をキープした。「1番・DH」で先発出場した大谷翔平投手(30)は4打数1安打1四球3得点の活躍で勝利に大きく貢献した。

 ロバーツ監督はこの日4打点を挙げたベッツ、5号2ランのフリーマン、大谷の「MVPトリオ」が与える打線への影響を「全員の重圧を大きく軽減してくれている。彼らがスーパースターである理由はそこにあり、彼らが背負うべき責任でもある」と評した。

 3回無死一、二塁の第2打席。大谷はマ軍先発・クワントリルの前に投ゴロに倒れたが、併殺崩れで一塁に残ると、続くベッツの初球に完璧なスタート。いとも簡単に二盗を決め、3試合連続の9盗塁目だ。盗塁王争いではリーグ単独5位に浮上。その後ベッツの左前適時打で二塁から生還を果たし、両リーグ最速で30得点に到達した。

 6回2死一塁の第4打席では元西武の4番手右腕・ティノコから四球を選んで5試合連続出塁とすると、その後ベッツの2点三塁打でホームを踏み、31得点目を記録。8回先頭ではアリアスのスライダーに体勢を崩され、最後は右手一本で軽くすくい上げたように見えた打球がぐんぐんと伸びた。打球速度101・5マイル(約163・3キロ)、飛距離399フィート(約121・6メートル)。あわや本塁打という中堅フェンス直撃の三塁打で5試合連続安打とし、暴投で生還してメジャー最多の32得点となった。

 チームが31試合を終えて試合数を上回る32得点は年間167得点ペース。昨季の134得点を超える計算になる。前人未到の「50—50」(50本塁打、50盗塁)を達成した昨季の4月終了時点での成績は7本塁打、5盗塁だった。だが、今季は4月最終戦を終えて7本塁打、9盗塁。投手復帰の時期が未定だが、24年以上の好成績も期待できるかもしれない。

スポーツ報知

「大谷翔平」をもっと詳しく

「大谷翔平」のニュース

「大谷翔平」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ