メッツ、本拠で8連勝も年俸総額最高男ソトは“蚊帳の外”本塁打は13試合無く、打点も8試合続けて0
2025年4月30日(水)11時31分 スポーツ報知
◆米大リーグ メッツ8—3ダイヤモンドバックス(29日・米ニューヨーク州ニューヨーク=シティフィールド)
メッツが29日(日本時間30日)、本拠のダイヤモンドバックス戦に8—3で快勝。メジャートップの21勝9敗、勝率は7割となった。
今季本拠シティフィールドでは13勝1敗。4月9日マーリンズに完封負けしただけ。この日で8連勝となった。2回にテーラーの二塁打に、リンドアの6号2ランなどで4点を先取すると、3回はマルテの2号2ランなどで3点、4回にはアロンソが7号ソロを放って序盤から大量リード。先発ピーターソンが5回1失点、6回以降2投手が2イニングずつ投げて8—3で悠々逃げ切った。
そんな中、元気がなかったのが7億6500万ドルの15年契約という史上最高額で加入したソト。最近4試合で3度マルチ安打を放って調子が上がってきたように見えたが、この日は見逃し三振に中直、左直、四球のノーヒット。打球が野手の正面をついた不運もあるが、打球が上がらない。
これで15日ツインズ戦で3号を打ってから13試合本塁打が出ておらず、打点も20日のカージナルス戦以降8試合なく。好調な打線の中にあって打率2割5分に沈んだままだ。
先日は地元紙に「ヤンキースでは後ろに野球界最高の打者(ジャッジ)がいた。そのため私に攻めの投球が多く、ストライクゾーンに来ていた。敬遠も少なかった」などと言い訳めいた発言をして話題になったばかり。チームが勝っているからまだ風当たりは少ないが、調子が上がらないままなら、辛口のニューヨークメディアの集中砲火にさらされる危険性も出てくるのだが。