メッツ・千賀滉大 4回1失点で今季2敗目 6三振奪う力投も制球乱れた4回に失点 ソトが2発も及ばず
2025年5月2日(金)5時10分 スポーツニッポン
◇ナ・リーグ メッツ2—4ダイヤモンドバックス(2025年5月1日 ニューヨーク)
メッツの千賀滉大投手(32)が1日(日本時間2日)、本拠で行われたダイヤモンドバックス戦に先発したが、4回5安打1失点で今季2敗目を喫した。
初回、先頭のキャロルに左前にポトリと落ちる安打を許した。だが、続くペルドモを81・2マイル(約130・7キロ)のフォークで空振り三振。さらに3番・スミスの打席で二盗を試みた一走・キャロルを捕手・トーレンスがキッチリ刺して2死に。そして、スミスも82・6マイル(約132・9キロ)のフォークで空振り三振に斬って落とした。2回は簡単に2死を奪った後、6番・グリエルからまたも83・1マイル(約133・7キロ)のフォークで空振り三振を奪った。
3回には先頭のトーマスに右前打され、続くタワは空振り三振。だが、9番・ヘレラにも右前打され1死一、三塁のピンチを背負った。ここで千賀がギアを上げる。続くキャロルは95・9マイル(約154・3キロ)速球で空振り三振に。ペルドモを歩かせて場面は2死満塁となったが、3番・スミスを85・7マイル(約137・9キロ)のフォークで空振り三振に斬って、この回も得点を許さなかった。
だが4回、安打と四球などで背負った1死一、二塁のピンチから7番・トーマスに中前適時打されて先制を許した。続くタワへの四球で1死満塁とピンチが拡がったが、ヘレラを三飛、キャロルを左飛に打ち取って、最少の1失点で踏ん張った。だが、この時点で球数は87球。この回限りで無念の降板となった。結局、4回を投げ5安打1失点、6三振、3四球に終わった。
打線はソトが6回に左越え4号ソロ、8回には2打席連発の5号ソロを左中間に運ぶなど一人、気を吐いたが、反撃はその2点のみで、2—8で敗れた。
千賀はこの日が6試合目の先発。通算成績は3勝2敗、防御率1・38となった。