大谷翔平「無事に生まれてくれて感謝」「心地のいい寝不足というか、幸せな寝不足」第1子誕生後初コメント

2025年4月30日(水)14時17分 スポーツ報知

試合後に取材に応じる大谷翔平(カメラ・村山みち通信員)

◆米大リーグ ドジャース15—2マーリンズ(29日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が29日(日本時間30日)、本拠地・マーリンズ戦に「1番・DH」で先発出場し、初回に“パパ初アーチ”となる7号先頭打者本塁打を放つなど4打数1安打1打点1盗塁と活躍した。チームは今季最多15得点の大勝。ナ・リーグ西地区で20勝一番乗りだ。貯金10となり、同率首位で並んでいたジャイアンツが敗れたため、単独首位に躍り出た。

 11点リードの8回には代打を送られて交代したが、大谷は試合後、父親になって初の囲み取材に応じ「無事にまず生まれてきてくれて感謝してますし。はい。寝不足気味でしたけど、なんて言うんですかね、心地のいい寝不足というか。はい。幸せな寝不足だったので。特に今日、球場でも動けていたかなと思います」と話した。

 生活のリズムについては「リズム自体はやっぱり少しは、もちろん変わります。今日も病院に行ってから来たりとか。しばらくはそういう感じじゃないかなとは思うんで。ホームにいるうちはもちろん僕がいますけど、ロードはいないので、そこがちょっと気がかりかなとは思います」と産後の真美子夫人を気遣った。

 この日の試合は「Women’s Night」として開催され、登場曲は真美子夫人が選曲したDALI、Manishの「ムーンライト伝説」だった。アニメ「セーラームーン」のオープニング曲として有名な同曲を背に打席に向かった。1点を追う初回先頭では、出場8試合ぶり、待望のパパ1号となる7号同点ソロ。今季2本目、通算14本目の先頭打者本塁打で記念すべき一発を飾った。22年サイ・ヤング賞右腕・アルカンタラの初球、95・5マイル(約153・7キロ)のシンカーを捉え、今季自己最速の打球速度114・1マイル(約183・6キロ)、打球角度23度、飛距離394フィート(約120・1メートル)で右翼の敵軍ブルペンに打ち込んだ。

 2回1死の第2打席では四球を選ぶと、2死から3番・フリーマンの2球目に二塁へスタート。2試合連続の8盗塁目を決めた。昨季史上初の「50—50」(50本塁打、50盗塁)を達成した背番号17。今季はここまで7本塁打、8盗塁で「7—8」とした。真美子夫人の出産に立ち会うために入った産休制度「父親リスト」から復帰後、8戦目。初回には38打席ぶりの一発が生まれ、無双モードに突入する気配も漂ってきた。

スポーツ報知

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