「Dad Power」MLB公式も大谷翔平“パパ1号”称賛 7号は今季最速183キロ弾丸ライナー
2025年4月30日(水)11時44分 スポーツニッポン
◇ナ・リーグ ドジャース—マーリンズ(2025年4月29日 ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手(30)が29日(日本時間30日)、本拠でのマーリンズ戦に「1番・DH」で先発出場。19日の長女誕生公表後、34打席目で初アーチとなる“パパ1号”を放った。
初回の第1打席、相手先発で22年サイ・ヤング賞右腕のアルカンタラの第1球、95・5マイル(約153・7キロ)の速球を完璧に捉えると、今季最速となる打球速度114・1マイル(約183・6キロ)の弾丸ライナーが右翼へひとっ飛び。7号アーチに笑顔が弾けた。
この一発にMLBの公式X(旧ツイッター)も「DadPower」(パパパワー)「大谷翔平 父親として初ホームラン」と動画を添えて称賛した。
大谷は真美子夫人の出産に立ち会うため18日に「父親リスト」に入り、19日にインスタグラムで第1子となる長女誕生を報告。産休で2試合欠場し、この日が復帰8戦目。本塁打は16日(同17日)のロッキーズ戦で放って以来、出場8試合ぶりだった。
また、この日の試合は「ウーマンズ・ナイト」として開催され、大谷は真美子夫人が選曲した「ムーンライト伝説」で打席に立った。
球団公式SNSでは「今夜のドジャースタジアムで行われるウーマンズ・ナイトの選手入場曲は、それぞれのパートナーによって選ばれました」と説明。「ムーンライト伝説」は人気アニメ「美少女戦士セーラームーン」のオープニング曲で「ゴメンね素直じゃなくて」の歌い出しで始まることで知られている。
今月25日(同26日)のパイレーツ戦でも選手のパートナーが登場曲を選ぶ「デート・ナイト」が開催され、大谷は真美子夫人が選曲した人気アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」のエンディング曲「Roundabout」で打席に臨んだが、4打数無安打だった。